漢方薬は薬効成分のある自然の薬草や鉱物から作られたもので、体質改善や人間の持っている自然治癒力を高めることを目的にした伝統医学です。

また、西洋医学のように症状に合わせた薬というよりは、人それぞれの体質に合った漢方薬を選ぶ必要があります。つまり、すべての人に合うというわけではありません。

ここでは、一般的に頭痛に効果があるという5種類の漢方薬と、特にズキンズキンと脈打つような激しい痛みの偏頭痛に効き目が高いといわれている漢方をみてみましょう。

頭痛に効果があるとされる漢方薬

・呉茱萸湯(ごしゅゆとう)…吐き気を伴うほどの激しい痛みや、手足の冷えなど、血管性頭痛に効果があるといわれています。

・桂枝人参湯(けいしにんじんとう)…冷え性や虚弱体質の人などの胃腸を整えて、頭痛を抑えます。低気圧による頭痛にも効くといわれています。

・釣藤散(ちょうとうさん)…慢性の緊張型頭痛に特に効果があるといわれています。

・葛根湯(かっこんとう)…発汗作用があり、頭痛や筋肉痛、風邪の初期症状にも良いといわれています。

・五苓散(ごれいさん)…頭痛、吐き気、めまい、むくみ、腹痛などに効き目があります。

偏頭痛に効果がある漢方薬とは

前述の5つの中で、特に偏頭痛に効果があるといわれているのが「呉茱萸湯」と「五苓散」です。

呉茱萸湯は飲み続けることで、偏頭痛を起こしにくい身体に体質改善する効果があるといわれています。

また、五苓散は偏頭痛の激しい痛みが起きた時や、偏頭痛が起こりそうだと思った時に服用すると、痛みの軽減に役立つといわれています。

この2つの漢方を組み合わせて、偏頭痛がおきにくい体質改善に役立てると良いでしょう。